商店会長の旅日記
私たちの暮らしの身近に、そっと存在する、畳。
畳は “いぐさ” という植物から作られています。畳って、空気浄化や防菌、吸音性、リラックス効果など、様々な性能を持っていると言われていますが、確かに、畳の敷かれた和室で過ごすと、心も身体もスーッと整えられるような…気がしませんか🍃🍃
そんな “いぐさ” ですが 、実は熊本県で95%以上が生産されているんです。中でも八代市は一大産地。ほとんどの “いぐさ” がこの八代市で生まれ、それが畳となっていたんですね。
今回、熊本を旅する中で、 “いぐさ” を食品加工し、その性能の素晴らしさや存在を伝えゆくために尽力されている生産者さんと出会うことができました。
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いぐさ茶や、いぐさアイス!?、麺に練りこんでみたり、お菓子にしたり。色々と挑戦されていらっしゃいます。味わいはというと、決して癖が強いわけでもなく、すっきりとしたお茶🍵…のような、そう、どことなくハーブっぽい感じもありますかね。女子は好きなんじゃないかな。
いぐさ茶、すっきりと綺麗なお味
あと… “いぐさ” ってとても美しい植物です。今回は生で目にすることはできませんでしたが(写真がない…)、シュッとして、まっすぐ上へ伸びて、何だろう、見ていて心地良いというか。青くて綺麗で…。興味ある方は「いぐさ」で検索を…🔍
1300年以上も昔から、当たり前のように日本人の生活に存在してきた畳(=いぐさ)ですが、意外とその研究というのはなされてきておらず、ようやく近年大学との共同研究等で効果が実証されてきたのだとか。良いものだ、と証明できるようになった今、ここからもっともっと “いぐさ” を伝えていきたいと熱く話されます。「いぐさは21世紀の新素材だ」という生産者さんの言葉が印象的。
“いぐさ”
21世紀の新たなるヒット商品になるかもしれません。