2022.11.10
【富山県氷見市】越田商店
今月の食べてみた 越田商店
こんにちは!
たびふくスタッフのようようです。
11月に入り、寒さが日に日に増していく季節ですが、みなさまのお住まいの地域ではいかがでしょうか?
長野県は只今、紅葉シーズンです!
通勤途中に見える遠くの山々が色づいているのを見ると、秋だなあ…と実感します。
たびふくでも秋の味覚が多数販売されており、1年で最も季節感を感じられる時期かもしれません。
ここからだんだん寒くなって冬を迎えますが、冬が旬の美味しい食べものもいっぱいあります。
鰤(ぶり)や蟹、真牡蠣などの魚介類はもちろん、鍋物も冬に食べたいお料理の筆頭ですよね!
今回の「食べてみた」は冬支度編。1大産地として名高い氷見産のブリを実食します!
■実食シーンはこちら!
ぶりしゃぶ
ぶりカマ焼き
2種のブリの海鮮丼
▶ 「越田商店」からお取り寄せ
今回たびふくでお取り寄せをしたのは「越田商店」さんです。
富山湾氷見港を拠点に創業から80年間、天然ブリやシロエビなどの水産加工品の製造をしております。
美味しく美しくをモットーに、
「家族が顔を合わせ、目の前の料理に会話を弾ませながらそのおいしさに思わず笑顔をこぼす—。そんな毎日の食卓に喜びを」
というコンセプトでひとつひとつの商品を丁寧に作っているそうです。
店舗を覗いてみると、ブリや白えび、紅ずわいがになどの北陸の海の幸が並んでおります。
今回はブリに焦点を当て、様々な加工品をお取り寄せします!
▶ 商品の到着
商品が届きました!ギフト包装を選択すると、青と白の綺麗な化粧紙に包まれて送られてきます。
ロゴやイラストの1つ1つに味を感じますね!
今回お取り寄せした商品は2つ。
大きい方の箱に入っているのはぶりしゃぶとぶりカマセットです。
【送料込み】ぶりしゃぶとぶりカマセット【氷見産ぶり使用】
税込価格: 4,536 円
※北海道・沖縄は別途送料がかかります。
【セット内容】
・ぶりしゃぶ 200g(2~3人前)
・ぶりカマ赤味噌漬け 1個(約300g前後)
冬といえば鍋やしゃぶしゃぶ!こちらの商品には2~3人分のブリの刺身が入っていますので、数人で鍋を囲むのにピッタリです。
セットになっているぶりカマは既に赤味噌で味付けされているので、解凍してグリルで焼くだけで食べられます!
お店で食べるとなかなかいいお値段するブリのカマ焼きが、自宅で食べられるのは嬉しいですね。
こちらも後でじっくりと見ていきましょう!
2つめの商品は「ぶり炙りと漬けぶりセット」です!
【送料込み】寒ぶり炙りと漬けぶりセット【氷見産ぶり使用】
税込価格: 3,500 円
※北海道・沖縄は別途送料がかかります。
【セット内容】
・ぶり炙り100g×1パック
・ぶり漬け80g×1パック
こちらはそのまま食べられるシリーズ!お手軽にブリを味わうことができますよ。
どちらも原料は勿論、富山県氷見産のブリ!
富山湾氷見港は天然寒ブリ日本一と称されています。
中でもひみ寒ぶりという脂の乗りが最高のブランド魚があり、それらの認定には「ひみ寒ぶり宣言」という宣言が関わっています!
ひみ寒ぶり宣言とは…?
古くからブリが漁獲され、地元に根付いている氷見には、「ひみ寒ぶり」というブランドがあります。
このブランドを名乗るためには重量や漁獲方法などいくつか基準があるのですが、それらに加えて、「ひみ寒ブリ宣言」が出された期間という条件があるそうです。
毎年、氷見魚ブランド対策協議会の判定委員会が、「水揚げされる魚の型、大きさ、数量等の状況を総合的に判断」して開始宣言を行うそうで、この宣言が出される時期は年によっても異なります。
多くは年内中に出されるそうですが、年明けになる場合や、宣言が出されない年もあるくらい、シビアに判定をしているとのことです。
他の条件を満たしていても、この宣言が出されていない期間のぶりは「ひみ寒ぶり」を名乗ることはできません。
そんな宣言があるほど、地域を上げてブリのブランド保護に真摯に向き合っている地域が氷見なのです。
今年のぶりの様子を知る指標とも言えますので、ぶりが大好きな方は、ひみ寒ぶり宣言にも注目してみてはいかがでしょうか?
そんなおいしい氷見のブリを使用した商品の数々を、これから1つずつ実食していきましょう!
解凍方法は冷蔵庫で半日かけて解凍するか、お急ぎの場合は流水で解凍してください!
3つともお皿に盛り付けて、早速いただきましょう!
▶ 氷見のぶり 食べてみた
○寒い季節にピッタリなブリしゃぶ
さっそく今回の主役、ブリしゃぶから調理します!
ブリの方は解凍でき次第食べられるので、まずは鍋と野菜を準備します。
鍋に2ℓの水と200㏄の日本酒、昆布を入れて加熱します。
沸騰したら鍋の準備は完了!カセットコンロへ移動し、他の食材を盛り付けます。
お野菜はお好みで。今回は定番の白菜、水菜、人参、大根、エノキの5種類用意しました。
大根と人参は火が通りづらいので下茹でしておくか、写真のようにスライスすると美味しく食べられますよ!
解凍したブリも一緒に盛り付けて、準備OKです!
さっそく野菜を入れていきましょう。
少しづつ鍋の中が豪華になってきて、気分も盛り上がりますね!
水菜は火が入りやすいので、ぶりを食べるタイミングまで取っておきます。
そしてお待ちかねのブリしゃぶの時間。
しゃぶ、しゃぶ、とお湯の中へくぐらせます。
長く漬けすぎると火が通りすぎてパサついてしまうのでほどほどに。 表面が白っぽくなったらOKです。
まずはポン酢を付けていただきます!
美味しい・・・!
表面の火が通った部分はホロっとした食感ですが、中心の方は生のプリッと感が残っています。
ブリは火を通しても、生でもそれぞれ違った美味しさがありますが、しゃぶしゃぶで表面だけ過熱することで、両方の良い点を感じることができます!
ポン酢のさっぱり感もブリの旨味を引き立てていますね。
どんどん食べましょう。
お次はブリと同時に水菜も入れて、しゃぶしゃぶした後に・・・
野菜をくるんで
ゴマだれに付けて
ぱくっと
ゴマだれのクリーミーさは、ポン酢とはまた違った味わい。
野菜を一緒に食べると、水菜のシャキシャキ感がアクセントになってさらに美味しいです!
ポン酢付けて、ゴマだれ付けて、野菜巻いて、
と一つの料理でここまでいろんな食べ方ができるのは、しゃぶしゃぶならではですね!
お野菜とぶりの相性も良く、ついつい食べ進めてしまいます。 やっぱりお鍋最高・・・!
冬が近づくにつれて寒くなっていきますが、その分鍋が美味しい季節になるとおもうと、冬の訪れが楽しみにもなりますね!
○ 晩酌のお供に、ブリのカマ焼き
しゃぶしゃぶを堪能したところで、次はカマ焼きです!
こちらはグリルに入れて、10分~15分くらい加熱すると調理完了です。もし入りきらないときには、包丁で半分にカットしてくださいね。
焼きあがったところで、サイズを比較しましょう!
とどさんスマホ久々の出演
半身ですが厚みがあり、迫力のあるサイズ感です。カマだけでこのサイズだと、全身は、、、?
ようよう画伯
このくらいでしょうか?とても大きいですね!
それもそのはず。ぶりは出世魚と呼ばれるお魚で、成長して大きくなるごとに、「ワカナゴ→イナダ→ワラサ→ブリ」と呼び名が変わるのです。(関東の場合)
呼び名は関西・関東・北陸など地域によって変わりますが、どの地域でも80㎝以上の個体がブリと呼ばれる大きさです。
切り身やお寿司ではあまり想像することはありませんが、カマを見ると改めてその大きさが分かりますね。
お皿に乗せても迫力満点!
今回は日本酒と合わせていただきましょう。
背中側の身を食べると、ふわっとした食感でとても美味しいです!
味付けはカマ焼きとしては珍しい赤味噌ベースで、味のバランスがちょうど良く、ご飯やお酒が進みます!
大根おろしを乗せて、すだちを絞っていただきます。
これはもう最高ですね!
頭側に比べると脂が多くのっていて、ジューシーな身質ですがここにおろしとすだちを合わせることで、さっぱり感がプラスされ、脂のくどさを全く感じることがない、絶妙な美味しさを味わうことができます!
もちろん日本酒との相性は抜群です。
カマは大きな骨の隙間に身が詰まっているので、切り身などに比べると少し食べづらさはありますが、ゆっくり日本酒を飲みながら、ちまちまと食べ進めるのも乙なものです。
背中側はふわっと、腹側は脂が乗ってジューシー。
さらに骨の奥まで食べ進めると筋肉質な食感の味わいになっていきます。
これ1つで色んなブリの美味しさを堪能できる、最高の一品でした!
ぶりのしゃぶしゃぶとカマ焼き。
どちらも格別なおいしさですので、気になった方はぜひお試しください!
【送料込み】ぶりしゃぶとぶりカマセット【氷見産ぶり使用】
税込価格: 4,536 円
※北海道・沖縄は別途送料がかかります。
○ 贅沢ブリ尽くし!海鮮丼
最後に炙りブリと漬けブリのご紹介です。
漬けブリは特製のたれに漬かったお刺身で、このようにパックに入っており、解凍するとすぐに食べられます。
一方、炙りブリは表面が炙られたブリが真空パックされています。
取り出してみるとこの通り。
表面の焼き目がまるでステーキのよう。食欲をそそりますね!
スマホとのサイズ比較
大きさは一般的なお刺身サイズ。しっかりと厚みがあって食べ応えもありそうです。
今回は贅沢にどちらも使用して、海鮮丼を作っていきます!
炙りは厚めにカットしていきます。半解凍の状態で切るのがおすすめです!
ブリ以外の具はネギと大葉だけ使って、シンプルにまとめます。
~~~~~
調理中…
~~~~~
ヘイ!お待ち!
2種のブリの贅沢海鮮丼、完成です!
やっぱり海鮮丼は心が躍りますね。期待に胸を膨らませ、いざ実食です!
まずはそれぞれのお味を確認。
漬けブリは醤油ベースで甘めの味付けがされており、たれに入っている胡麻の風味も効いていて美味しいです!
彩り目当てで振りかけた小ネギと相性抜群で、我ながらナイスチョイス!と思わず自画自賛。
お次は炙りぶり。お醤油をかけていただきます。
これは旨い!!
表面が炙ってあるからか、まったく臭みがなく、プリッとした食感と旨味が味わえます。
一大産地の氷見産のブリなので、普通のお刺身でも間違いない美味しさなのに、炙る一手間によって更においしくなっているのですね。
ご飯と一緒に食べればもう幸せです。箸はどんどん進み、進み、
あっという間に…
ごちそうさまでした。
2人前はあろうかというどんぶり1杯を完食してしまうほどの大満足な1品でした。
今回は炙りと漬けを一度に両方食べましたが、それぞれ個包装になっているので、食べたいほうだけ片方ずつ食べることもできます。
お刺身でそのまま食べるのは勿論、炙りブリをうすく切って、お寿司にしても良いですね!
漬けブリはしっかりと味が付いているので、みじん切りにしてお好きな薬味と混ぜ、「なめろう風」にするとお酒が無限に進む肴の完成です。
お手軽に食べられる商品だからこそ、敢えてひと手間かけて、アレンジしてみるのもオススメですよ!
【送料込み】寒ぶり炙りと漬けぶりセット【氷見産ぶり使用】
税込価格: 3,500 円
※北海道・沖縄は別途送料がかかります。
▶ まとめ
今回は越田商店さんの氷見産天然ブリの加工品をご紹介しました。
しっかりとしたブリの旨味がある上に、調理方法によって美味しさがさらに引き出されていて、とてもクオリティの高い仕上がりになっていました。
今回ご紹介した4商品はどれも美味しく、魅力たっぷりでオススメ商品を絞り込むことはできませんが、料理好きな方はしゃぶしゃぶセット、お手軽に食べたい方は炙り&漬けブリというようにライフスタイルに合わせて選ぶのもおすすめです!
どんどん寒くなっていくこのシーズンですが、ブリはこれからが旬!
ぜひみなさんで鍋を囲んで、心も体も温かく過ごしてみてはいかがでしょうか?
▶ 今回ご紹介した商品
(※北海道・沖縄への発送には別途送料が発生します。)
▶ お店を見る
▶ 旅する久世福e商店でブリを堪能
久世福商店が運営するお取り寄せサイト「旅する久世福e商店」。通称「たびふく」なら、美味しい商品を全国から安心してお取り寄せいただけます。通販のご利用が初めてのお客様も、是非たびふくでお取り寄せグルメをお楽しみください。
▶ お魚に関連したオススメの記事
たびふくの読みものでは、生産者様おすすめのレシピや、食べ方・楽しみお魚方などをご紹介しています。特集では旬の食材や贈り物にオススメの商品もご紹介!お楽しみください。
- 脂がのって鮮度抜群!
『すだちぶり』食べてみた
鳴門海峡と海に囲まれ、美味しい海の幸が豊富にある徳島県からお取り寄せ。すだちを与えて養殖されたすだちぶりは臭みが無く、弾力のある歯ごたえです!真鯛やカンパチなど販売されている他のお魚もご紹介します!
- ギフトサービス充実!
贈り物はここにおまかせ
季節のご挨拶やお祝い事、感謝を伝える機会に…大切な方への贈り物には、たびふくのお取り寄せを。
- 瀬戸内づくし!
海鮮の旨み×爽やか風味
『牡蠣レモン鍋』食べてみた
広島県産かきと岩城島レモンの魅力的な組み合わせを味わいます。人気のこだわり食材の旨みが溶け出した温かいお鍋は絶品です!
- 金沢・潮屋名物!
炙りの香ばしさがたまらない
『鰤(ぶり)のたたき』食べてみた
金沢・潮屋の名物、鰤(ぶり)のたたき。厳選された脂ののった国産ぶりを「奥能登揚げ浜塩」で塩たたきにしたあと、職人が手作業で一つ一つ炙ったこだわりの逸品。アレンジレシピも紹介!
- おかわりが止まらない!
たびふくスタッフが選ぶ
【ご飯のお供】ランキング
日本全国の生産者さんが軒を連ねるたびふく。新鮮な食材も魅力的ですが、生産者さんこだわりの絶品「ご飯のお供」も全国各地から集まっています!ホカホカごはんに合わせれば、おかわりが止まりません…!
- 福井の伝統麹漬けをお手軽に
『醤油麹漬け』食べてみた
伝統の保存食をもとに作られた醤油麹漬け。香ばしく芳醇な味わいがやみつきになります!スルメイカをはじめとする魚介や、鶏肉・豚肉など豊富な種類があり、簡単調理で本格的な美味しさが味わえます。
- ジューシーな脂と
旨味があふれる高級魚
『のどぐろ』食べてみた
島根県の浜田漁港からお取り寄せ。「日本海の赤い宝石」とも呼ばれるどんちっちノドグロはジューシーな脂乗りが特徴です。塩焼きは勿論、煮付や炙り刺身などの様々な商品をご紹介します!
- 宇和島の郷土料理
特製たれでご飯が進む!
『宇和島鯛めし』食べてみた
愛媛県宇和島の郷土料理をお取り寄せ。宇和島鯛めしは鯛のお刺身を卵の入った特製のたれに漬け、ご飯にかけていただく料理です。甘めのたれがしみ込んだ刺身はご飯との相性も抜群!ご飯のすすむ逸品です。
- ごちそうをお取り寄せ!
たびふくの冬グルメ
今年も寒~い冬がやってきました。冬の食卓は全国各地からお取り寄せしたごちそうで豪華に彩ってみてはいかがでしょうか?
- 港町の老舗肉屋が作る
秘伝のにんにくダレが旨い
『気仙沼ホルモン』食べてみた
ソウルフード「気仙沼ホルモン」を宮城県気仙沼市からお取り寄せ。鍋用・焼く用のどちらも詰まったお得なセットを期間限定でご用意しました。熱々のご当地ホルモンを、おうちでワイワイ楽しもう!
- ブリしゃぶやカマ焼き
海鮮丼で味わい尽くす
『氷見産天然ぶり』食べてみた
天然寒ぶり日本一と称される富山湾氷見港からお取り寄せ。冬にかけて旬を迎える脂の乗った天然鰤(ぶり)をしゃぶしゃぶにして食べてみた!丁寧な加工によりブリの美味しさを引き出した、カマ焼きや炙りブリも必見です!
- 採れたて鮮魚に舌鼓!
ふっくら食感の瀬戸内産フライ
食べてみた

香川県最西端に位置する伊吹島。島漁師の皆さんが食べているまかない特集として、「瀬戸内の秋の味覚5点セット」をご紹介します!
- ふわっ!もちっ!トロッ!
高級食パンみたいな揚げ蒲鉾
『フワっ天』食べてみた
今回は愛媛・宇和島の老舗かまぼこ屋から、宇和島名物「じゃこ天」と、まるでスイーツのような練り物、甘くてふわトロ!な「フワっ天」をお取り寄せ。特にフワっ天の、ひと口食べたときの感動たるや…!ぜひ皆さんにも知ってほしいおいしさです。
- 椹野川の清流で育つ
ふわっと脂の乗った
『鮎の塩焼き』食べてみた
山口県の中心部を流れる椹野川。その自然豊かな河川で育つ天然鮎や、ミカンの抽出物を与えて養殖された柑味鮎をご紹介します。定番の鮎の塩焼きに加え、天ぷらや炊き込みご飯など様々な鮎の食べ方は必見です!
- お米とごはんの専門店が作る
豪華で具沢山なお手軽
『一膳ごはん』食べてみた
佐賀県で厳選した優良な玄米を使用し、炊飯から冷凍まで自社工場で作られる一膳ごはん。冷凍とは思えないふっくらとした味わいに感動すること間違いなし!自分へのご褒美や贈り物としても大活躍の商品をご紹介します。
- 見た目・味・ボリューム
どれも満点◎
『春のたび福袋』食べてみた
ー冷凍寿司編ー
昨年末大好評だった「たび福袋」の第2弾「春のたび福袋」が販売スタート!今回は金沢と奈良から冷凍寿司の福袋をお取り寄せし、食べ比べ!どちらもボリューム満点で迷っちゃう…!
- 伝統的な藁焼きで仕上げた
『一本釣り地鰹のたたき』食べてみた
鰹のたたきはこちら
―【高知県四万十市】しまんと百笑かんぱにー
今月の食べてみた しまんと百笑かんぱに
みなさん、こんにちは。最近度々登場しがちな、たびふくの旅人、とどです。 ミーンミーン… 夏休み…
お盆ですね。
私は最近おうち飲み会にはまっておりまして、オリンピック観戦やゲーム実況を視聴しながら、美味しいものと美味しいお酒に囲まれたゆるやかなひと時を過ごす…そんな生活を繰り返しています。
そう、そんな時って、やっぱり特別な美味しい物を、みんなで囲んで感動を分かち合いながら食べたいんですよね。 そして、私は見つけてしまったのです。
鰹と共に生まれ育った高知県民をも唸らせるほどに美味しい、究極の、
鰹たたきを!\ドーン/
レポートの目次
注文してみた
開封してみた
観察してみた
準備してみた
塩で食べてみた
薬味と特製だれで食べてみた
漁師飯を作ってみた
お茶漬けで〆てみた
おわりに
鰹たたきを買う
注文してみた
今回注文するのはこちら。高知県のしまんと百笑かんぱにさん。百笑と書いて、「どめき」と読みます。いつもニコニコしている、とっても素敵な社長さんがいらっしゃいます。
高知の美味しいものを幅広く取り扱う地域商社さんですが、その中でもきらりと光るのがこちら。 ►一本釣り地鰹の藁焼きタタキ(旬凍)【送料込み】 ¥7,150(税込)
鰹と共に生まれ育った地元民すらも唸らせる、心底美味しい、こだわりの詰まった鰹のたたきと聞きつけました。そんなに美味しいの?!どんなこだわりなの?! しかし…
\7,150円/
冷凍便で送料込みとは言え…お高い。 気のせいか?いや、 うーん、やっぱりお高い。笑 これはちょっと躊躇してしまうお値段。しかし、本当に美味しい、究極の鰹だと言われてしまったらば、それは食べるしかありませんよね。 えぇい!!!注文してしまえっ!いかに美味しいのか、暴いてみせましょうぞ。 ということで、(ポチッとな。) …数日後
高知→長野へようこそ!
お魚の紙に包まれて、無事に到着しました。今回はクロネコヤマトの冷凍便です。早速、開封の儀へ!
開封してみた
(べりべりぃいいっ!!!)
\ぱかっ/
中にはタタキの美味しい召し上がり方と、
じゃん。はい、よくぞ、ここまでおいでくださいました。本日の主役、鰹のたたきさんです。 その他、鰹と一緒にくるまれていたのが、
▲ねぎ(高知県中土佐町産)
▲にんにく(高知県中土佐町産)※時期により生姜(高知県産)になります。
▲特製たたきのたれ
こんな感じで一式セットになっています。
薬味やタレがおうちになくとも美味しくいただける仕様。材料いらずでこれは嬉しい。
観察してみた
かつおのたたきは約400g(1~2節)ということで、時期により鰹の魚体が違うため節の数は異なるそうです。今回は大きな1節が入っていました。 鰹のサイズ感、気になりますよね。見ていきましょう。
両手で持つとこんな感じ。え?大きさがよく分からないですって? 仕方ない、ここはいつものオトモダチ、iPhone12を召喚。
並べてみるとこんな感じです。 そして、お決まりの
\iPhoneに鰹のせちゃいました/
夏だから、iPhoneも冷たくてちょうどいいカナ??(ジョブズにいつか怒られるぞ。)
準備してみた
さ、ここから美味しくいただくための準備をしていきましょう。 このカツオ、美味しさを追求するあまり、冷凍されているものの、賞味期限(美味しくお召し上がりいただきたい期限)は発送日から冷凍庫で7日間とのこと。 早い。冷凍だからと言って油断しないよう、お気をつけてくださいね。(解凍後はすぐにお召し上がりください!) まずは、冷凍カチカチの鰹を解凍していきます。こちらの指示書を見てみると、
~お召し上がりになる約3時間前に冷蔵庫で自然解凍、もしくは、袋のまま流水解凍~ とのこと。冷蔵解凍の方がドリップが出やすいと伺っていましたので、今回はおすすめの流水解凍を試してみます。
(じゃぁあああー)
ボールに水を張って、大体15分ほど放置。 ここで… \美味しい鰹たたきポイント★その1/完全に解凍せず、中に芯が残るくらいが◎ 完全に解凍してしまうと、カットする際、鰹がぼろぼろに崩れてしまうのだそうです。すこーし硬さが残るくらいが、綺麗にスライスしやすいということですね。ふむふむ。 触ると表面がぷよよっとする感じ、でも奥底には芯があるような冷たさを感じつつ、水から引き揚げてみます。(ここは直感で←)
解凍できたら真空パックを破って、
まな板の上へごろり。
渋 い 。
なんだか…かっこいいですね、鰹のたたきって。 さて、今回取り寄せたものは、鰹と言ったら高知県!の中でも、「鰹の国」と呼ばれる漁師町「中土佐町 久礼(くれ)」にて、地元の漁師さんが一本釣り漁法を用いて釣り上げた日戻り鰹を使用しています。
久礼はこのあたり↑
久礼には、400年以上も前から鰹の一本釣りの歴史があるそうで、文明が発展していく中でも一本釣りの手法だけは昔から変わらずに続いているのだそうです。 一本釣りは、体力も技術も必要とされますし、決して効率的な漁法ではありませんが、魚体が擦れないことや、引き揚げてすぐに保冷庫へ移動できることなどから、鮮度と身質の良さをキープすることができる漁法とされています。
そんな久礼にて釣り上げられた鰹を元漁師さんが目利きで仕入れ、新鮮なうちに見極めながら捌き、さらにそれを藁焼きにして瞬間冷凍していきます。
通常は、既に捌かれた状態の鰹を大量に仕入れ、それを焼き上げて出荷する鰹メーカーさんが多いとされていますので、本当に美味しいかつおたたきを届けたい!という強いこだわりがよく伝わってきます。 そしてこの藁焼きがまた、本物なんです。 実は藁焼きといっても、バーナーで既に焼かれた物を、最後にちょっとだけ藁で香り付けする、といった手法や、段ボール燃料で焼き上げる、なんていうものもあったりと、始めから最後まで藁で焼きあげる本物の藁焼きって、実は少ないんですよね。
今回いただくのは、一つずつじっくりと手焼きしていった、「100%わら焼き」です。
炎の熱さを忘れるほどに、全神経を使う仕事。
これは、圧巻…。 さらにはこの藁、無農薬で育てた地元のお米の藁を使用されているそう。絶妙な煙と炎のバランスを生む乾燥具合など、稲藁農家さんにひと手間もふた手間もかけてもらった逸品を用いて、焼き職人が心を込めて仕上げていくわけですね。
ここまでこだわりにこだわって、これは究極。まさに極みのたたき…。 いやはや、たっぷりとこだわりを感じたところで、益々そそられるわけで。準備を急ぎましょう。 いざ、カットの儀。と、その前に、
\美味しい鰹たたきポイント★その2/食べる直前にフライパンやバーナーで周りを温めると旨し◎ 既に焼かれている鰹ですが、高知県民情報によると、周りを温めて更にパリッと香ばしく調理するとなお美味しいとのこと。ふむふむ、やってみましょう。
(カチッ)
(ぼぉおぅううううーーー)
表面に、パチパチじゅわぁ~っと脂が浮いてきました。 そして、この香り!!!!!あたりに漂う香ばしい香り!!!!!(仕事中のみなさん、ごめんなさーい!)※会社内で撮影しています。 これは罪な香りを漂わせてしまいました。フライパンでもOKとのことですので、みなさんもぜひチャレンジしてみてください。 さ、温かいうちに急いでカット!
\美味しい鰹たたきポイント★その3/思っているよりも分厚く切ること◎(最低でも1㎝から)
(じゃきっ)
(じゃきじゃきじゃき…)
ふぁ~!!!
見てください、この断面。解凍具合がベスト!まだ芯が凍っている状態で、大変切りやすい。(自分の直感を褒めてあげる。)
ちなみにiPhone比較でこんな感じ。今回は思い切って、2㎝くらいにカットしてみました。ばらつきはご愛嬌~(雑) これを慎重に盛り付けて…
~なんということでしょう~ 美しい。美しいタタキ。
塩で食べてみた
とにもかくにも、まずは塩たたきで食べるべし、と高知県民。
それに従って、粗塩を用意。
(ちりちり…)
きらきら光る塩と、美しすぎる鰹。 それでは心して、
\いただきます/(口元がゆるんでいる)
… ほ… ほわ~… ほわわ、美味しい。 なんとも。魚の生臭さやえぐみは一切なく新鮮で、何よりも藁の香ばしさが素晴らしい。それも、ただ香ばしい、ということではなく、焼いたことにより鰹の旨味を奥底からぐわぁ~~~っと引き出してくれているような感じ。皮周りを噛み締めると、どんどん旨みが溢れてくるものだから、これまた面白い。 土佐沖で獲れた「地鰹」は、脂のりは程良く赤身はモッチリと弾力があり、甘みとうま味を豊かに蓄えているのが特徴。確かに、弾力が、すごい。 いやはや、これは大人な一口です。高級で、深みのある、幸せな一口。 塩たたきは、昔から漁師さんが食べていたものでしたが、近年人気で定番の食べ方になったそうです。シンプルに素材を楽しめるので、これは必ず試していただく事をおすすめします。
薬味と特製だれで食べてみた
付属の薬味(ねぎとにんにく)に加えて、玉ねぎ、生姜、みょうが、大葉を揃えてみました。
それぞれの薬味をカット。
(トントントン)
こんな風に薬味を添えてもよし。※にんにくスライスは良く聞く食べ方ですが、生姜も刻むのではなくスライスして一緒にいただくのだそうです。(知らなかった!) また、高知の郷土料理である「皿鉢(さわち)料理」風の盛り付けアレンジにも挑戦。作り方はいたってシンプル!
まずは玉ねぎをお皿に敷いて、
鰹をお皿いっぱいにずらり。
みょうが、ふわり。
にんにく、ころり。
ねぎ、ぱらり。
大葉と、生姜をふぁさり。
完成。見映えが良いですね。
こんな感じでセッティングすれば、おうち飲みがより一層豊かになります。
(日本酒を忘れず、これ重要)
お好きな薬味を添えて、ちょっとずつたれに付けても、たれをそのままお皿にかけても良し。自分の好きな食べ方、組み合わせを探しましょう。
(付属のたれも、柚子が効いていてさっぱり美味しい~!) ちなみに、私が一番ハマったのは…
\塩にんにく/
鰹1切れに対して、にんにく1スライスでいただくのが基本だそうで、塩も合わせて食べてみれば、それはそれは美味しいこと。 生にんにく…と思うかもしれませんが、意外にもにんにくの主張はそれほど強すぎず、鰹と良い感じに調和してくれます。(鰹の味が濃いからバランスが良いのかな…?)
漁師飯作ってみた
これだけはどうしてもやりたかった。そう、
\漁師飯/
漁師さんたちは、ごはんの上に鰹をどわ~っと乗せて、その上に薬味を散らして豪快に掻き込むのだそうです。なんて素敵なレシピ。
(つー…ッ)
とタレをかけて、いざ、いただきます! と思いきや、そこに現れしもの。 そうです、
\マヨネーズ選手/
マヨ
ビーム!!!!!!
なんと、若い漁師さんはここにマヨネーズを「ぶっかける」のだそう。マヨネーズ…かけちゃうんですね。きゃー!いざ、実食!ドキドキ。
…くぅ~~~ これ…はなんと罪深い。今まで、鰹とマヨネーズを合わせてこなかったことを悔いる私。 鰹の奥深い旨味、薬味のしゃきっとした食感、たれの爽やかな香りと酸味、これらをマヨネーズのまろやかさで一まとめに包み込む…。 …ありがとうございます。 \食べるとは、なんと素晴らしきかな/
お茶漬けで〆てみた
ここまで大感動の嵐ですが、最後に、高知の宴会翌日定番料理「かつおのたたき茶漬け」を作って、しっかり〆ていきたいと思います。
ご飯+鰹たたき+薬味+塩に、
つー…ッとお湯をかけるだけ。
鰹が温まって、ほんのり白くなりました。さ、いただきましょう。
(ずずぅーッ。)
???!!??!
これは、最後の最後で驚き。 ずぼら精神がゆえに、お出汁やお茶を用意せずにただのお湯をかけてしまったのですが、これがなんとまぁ、正解でした。(ずぼら万歳!) なんとこの一瞬で、とーっても上品かつ濃厚な鰹出汁がでてきたのです。
ひょえ~っ!してやられたり。 鰹の旨味を隅から隅まで堪能できるお茶漬け、これはぜひみなさんに一度ご体感いただきたい食べ方でした。
おわりに
これまで高知県を旅した際も、様々な場所で、様々な食べ方で鰹を頂いてきましたが、今回の鰹のたたきは現地で食べた感動に匹敵する、むしろ、それを超えるくらい?!の美味しさがある、本物の鰹でした。 中々のお値段ではありますが、こだわりにこだわり抜いたこの味は、一度は経験する価値があると思います。また、食べることが好きな方への贈答品としても、喜ばれること間違いなしでしょう。 あぁ、なんと奥深き、KATSUO。 みなさまもぜひ一度、お試しください。
気になる商品をチェック!
一本釣り地鰹の藁焼きタタキ(旬凍)【送料込み】税込価格: 7,150 円
お店の商品一覧
- 和歌山がたっぷり詰まった
『クラフトビール』飲んでみた
ビールはこちら
―【和歌山県和歌山市】和歌山ブルワリー
今月の食べてみた 和歌山ブルワリー
みなさん、こんにちは。たびふくの旅人「とど」です。 夏…ですね。 う~ん、毎日暑いこと暑いこと。みなさんお元気でお過ごしでしょうか? さて、暑い夏…といったら…?? 海(スキ)スイカ(スキ)花火(スキ) そして
冷たいビール(ダイスキ)
今回は、「食べてみた」ではなく「飲んでみた」ということで、おすすめのクラフトビールをご紹介していきましょ~う!
レポートの目次
注文してみた
あがら、とは?
ビール豆知識
6本それぞれ飲んでみた
おわりに
ビールを買う
注文してみた
注文するのは、和歌山城のお膝元で、飲食店併設のクラフトビールメーカーを営む、和歌山ブルワリーさん。オリジナルクラフトビールブランド「AGARA CRAFT」を展開されています。
\こんにちは/
注文したのはこちら、
►【ビール】AGARA CRAFT おすすめ6本セット ¥3,570(税込)
\ポチっとな/
素敵な段ボールに包まれ、和歌山→長野へやってきました。
\AGARA CRAFT/
箱の側面に、地図がありましたよ。本当に和歌山城のすぐ近くにあるんですね。 これまで全国の生産者さんを訪ねて旅をしてきましたが、まだ和歌山には行けていないんですよね。行ってみたいな~。 高まる気持ちを抑えながら、いざ…オープン!
\パカッ/
素敵なチラシがお目見え。
よいしょ、よいしょっ。今回は6本セットということで、ずらり、並べてみました!!
\じゃーん/
…か、かわいい!!ラベルに統一感があり、カラフルで素敵です。
(YUZUもある!)
あれ、よく見るとラベルに細かい文字が…
はがい…おもしゃいよ…ほいだら…じでこ…
…△●□※◎!!?!
なんと、びっしりと、和歌山の方言が刻まれていました。和歌山県民のみなさまは、この言葉をスタンダードに使われているのでしょうか…?
あがら、とは?
あ…!
\あがら発見!/
「あがら」は「私たち」という意味。つまり、「AGARA CRAFT」は「我らのクラフトビール」ということですね!なるほどメモメモ。
「我らのビール」というだけあって、“ALL WAKAYAMAを目指して”をコンセプトに、ビールの原料を全て和歌山で担えるよう日々活動をされているとのこと。でもでも原料全てって…結構大変なことでは…?!汗
それがなんと…
●麦芽…原料となる大麦においては、みなべ町にて本年秋からの栽培が決定済み、小麦においては、和歌山市梅原にて2年前から栽培に取組み、醸造に必要な精麦まで成功●ホップ…高野山の麓富貴地区の耕作放棄地にて、ホップの栽培を2年前から開始●酵母…近畿大学と桜酵母の共同開発し、2020年春、紀三井寺の桜の標本木から抽出●水…豊かな自然の恩恵をうけた紀ノ川の伏流水である地下水を使用●地域産品…桃・柑橘類・山椒・みかんなどを使用した付加価値商品の製造実績 こ、これはすごい。 和歌山が…これでもか!と詰め込まれているビールなのですね。う~ん!和歌山愛を感じます。いずれ、麦芽も含め、すべて和歌山県産で揃う日が楽しみですね。これは旅する気分を味わえそうな予感。 早速1本ずつご紹介していきましょう。と、その前に…!!!
ビール豆知識
今回取り寄せた6本のビールは全て、アルコール度数5.5%・ミディアムボディになるのですが、それぞれの苦みや色味は異なります。参考までに、次の2つの指標を用いて比較していきますので、ご存知ない方はぜひこの機会に覚えておくと、今後ビールを選ぶのがもっと楽しくなるかもしれませんよ✨
❶ IBU(International Bitterness Units):日本語では国際苦味単位と呼ばれる、苦味の度合いを示す指標。ホップの使用量や煮込み時間、成分の含有量によりIBUの値が左右され、数字が大きいほど苦味が強くなる。
ビアスタイル別だとこんなイメージ。(参考値です!)
例えば普段よく見かけるビールを調べてみると… ●バドワイザー:IBU10●アサヒ スーパードライ:IBU16●キリン 一番搾り:IBU21●サッポロ黒ラベル:IBU21●サッポロ エビス:IBU25●インドの青鬼:IBU56 という数値に。(違っていたらごめんなさい!)
日本で特に飲まれるスタンダードなビールはIBU20前後が多いんですね。ただ、苦みというのは甘みや酸味のバランスによって、また、その日の体調やそれぞれの嗜好によっても感じ方は様々です。あくまでも一つの指標として、参考にするのが良いでしょう。
❷ SRM(Standard Reference Method):日本語では標準参照法と呼ばれる、ビールの色の濃さを示す指標。原材料の麦芽に由来し、2~70までの数字が大きくなるほど色が濃くなる。
色味の数値はこんなイメージ。(参考値です!)
ビールには、色の指標もあるんですね~おもしろい世界…私ももっと知りたい!苦味と色味の指標、ぜひ覚えてみてください。
6本それぞれ飲んでみた
豆知識を蓄えたところで、1本ずつ飲んでいきましょう。
►【ペールエール:Pale ale】★IBU:21/SRM:13
高品質なモルト麦芽と香り高いホップをブレンドしたアメリカンスタイル。上面醗酵エールタイプです。
柑橘の香りや完熟りんごを思わせるフルーティーさがあり、優しい苦みとモルトとの調和がとれたバランスの良い味わい。THE・スタンダード!といった感じで、よーく冷やしてゴクゴク飲んだら最高ッ!
牛肉料理やトマトなどの酸味を生かしたイタリアン。甲殻類にも◎
►【インディアペールエール:India pale ale】★IBU:21/SRM:13
ペールエールをベースとし、よりホップを効かせたIPA(India pale ale)。本来のIPAはアルコール度数を高めに作りますが、このIPAは日本人になじみやすいようにアルコール度数を通常のビール(5.5%)と同じ設定にしています。
ホップの香りが駆け抜ける爽やかな味わいがありつつも、アップルマンゴーを思わせるトロピカルな香りが特徴的です。一般的なIPAよりも苦味は控えめで、マイルドさを感じました。
►【ヴァイツェン:Weizen】★IBU:6/SRM:6
通常は大麦麦芽を使用しますが、このヴァイツェンは小麦麦芽を50%以上使用したジャーマンスタイル。
ホップの苦みを控えめに抑え、小麦の柔らかな甘み、バナナやクローブの香りが楽しめます。ほんのりと香ばしい香りも隠れています。苦いビールが苦手と言われる方にはピッタリな味わい。味が濃い~!
そしてこれがですね、マッチしたのですよ。
牛タンに。
特に、ミルキーな脂のりの良い牛タンとぴったり!!
(牛タン食べてみた も見てネ!)
記事を読む
►【ピーチエール:Peach ale】★IBU:6/SRM:3
和歌山のあら川の桃を二次発酵時に加えた、和歌山の夏にしか飲めないフルーツビール。
え??桃?甘いの??と思いきや、甘くはありません。芳醇で高貴な香りが広がり、みずみずしい桃の風味にうっとり。色味は今回のラインナップの中で最も淡く、綺麗なイエローです。
クリームチーズとジャムのカナッペ、焼き菓子なんかも良いかも!
►【ミカンエール:Mikan ale】★IBU:21/SRM:7
フルーツ王国和歌山の名産『有田みかん』を使用したフルーツビール。
ミカンの爽やかな香り…こちらも甘いわけではありません。そこまで主張が強すぎることもなく、ビールなんだけど、ふわぁ…っと、みかん香る…!ような。 白身魚にきゅっと柑橘を絞って、合わせてみたくなる味わい。
►【ゆずエール:YUZU ale】★IBU:21/SRM:5
和歌山県の龍神村や古座川町産の柚子を、黄色い皮部分のみ手作業で丁寧に処理して使用。柚子の爽やかな香りを残しつつも、苦みを抑えたさっぱりとした仕上がり。
心地よい柚子の香りが爽やかに口いっぱいに広がります。それでもほかの料理の邪魔はしない、むしろお料理を引き立てる味。 和食と◎◎特に新鮮なお魚を使った料理にあわせるのがおススメ。
おわりに
今回出会えた、6本のビールたち。それぞれに素材や味わいの違いがあり、どれも美味しくいただきました。悩ましいところではありますが、 私的AGARA CRAFT No.1は…
\インディアペールエール/
でした!!!
苦味はありつつもまろやかで、フルーティーな香りにイチコロ。お料理の合わせがいがあり、食卓に厚みがでる、そんなビールだなと思いました。(どのビールも、美味しいんですけどね!!!) AGARA CRAFTさんでは、1本ずつ好きな組み合わせもできますし、新たなビールセットも続々登場しています。ぜひ、みなさんもお好みの1本を探してみてください。
あ、ちなみにこのセット、ビール好きさんは絶対に喜ぶプレゼントなので、贈答品にもおすすめします。(私もとても喜びます。お待ち申し上げております。)
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そんなこんなで、
みなさんの素敵なビールライフに、
(とととととと…)
\カンパイ!/
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- 五島列島・壱岐・対馬

■五島列島
世界遺産に登録されている五島列島。北部にある新上五島町は「上五島」、南部にある五島市は「下五島」と呼ばれています。古くから潜伏キリシタンが移り住み、信仰が根付く島々です。
【浜口水産】五島ばらもん揚げ
【アグリ・コーポレーション】安納芋ポタージュ
【中本製麺】五島手延うどん(椿うどん)
【丸宗水産】くじらのお刺身
【大河内商店】椿鯖スープ
【グリーンティ五島】五島つばき茶
【ごと】五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー
【しまおう】島すり身(あご)
【五島ななたけファーム】桑茶リーフ
【真鳥餅店】かんころ餅
【鯛福丸水産】朝獲れ鮮魚セット
【五島さざなみ農園】五島地鶏しまさざなみ丸鶏セット
【五島列島あぜつeショップ】五島列島産クエ鍋セット
【五島列島酒造】五島芋・五島麦(焼酎)
【新上五島町観光物産協会(地域商社)】いわ瀬かんぼこセット
【ますだ製麺】五島手延うどん(彩うどんセット)
【浜崎製麺所】五島手延うどん(濱の岬ギフト)
【有川町漁業協同組合】金の焼あごだし
【長崎五島うどん】五島手延うどん(唐風)
【小島商店】スプラウトにんにく
【やがため】塩(New-STANDARDシリーズ)
【マルマス】五島手延うどん 麺三昧
【五島の椿】五島の醤(魚醤)
【椿乃】五島の滴(食用椿油)
【勝栄水産】養殖ヒラマサフィーレ
■壱岐
長崎県の壱岐島。福岡県と対馬の中間地点に位置しています。中国の歴史書「魏志倭人伝」や日本の「古事記」にも出てくる、歴史ある島。
【平山旅館(壱岐もの屋)】天然鯛の鯛茶漬け
【猿川伊豆酒造】長崎街道プレミアム(焼酎)
【壱岐美食企画】長崎県産 ふぐ鍋用セット
【メイリ・カンパニー】うにアヒージョ
【壱岐水産】粒うに塩
【若宮水産】さざえカレー
【壱岐オリーブ園】エキストラバージンオリーブオイル
■対馬
長崎県にある対馬島。朝鮮半島に近いため、古くより大陸との交流の窓口の役割を果たしてきました。韓国と日本を結ぶ、玄関口となっています。
【うえはら】骨まで食べるあじ開き
【つしま大石農園】対馬紅茶プレミアム
【つしまコノソレ】海と山のおつまみ
【對馬醤油江口】まるごと対馬だし醤油の素
【江崎泰平堂】かすまき
【翔栄(對馬原木しいたけ)】原木しいたけ
五島列島・壱岐・対馬とつくり手
JAPAN FOOD ISLANDSという活動があります。私たちは通称「離島プロジェクト」と呼んでいますが、
離島振興と地方創生を目指し、日本を豊かな食列島にする
を目指した活動です。
日本には、人が暮らす島が400を超え、そこには豊かな自然と食の恵みがあります。島の方々は何代にも渡り、島の食文化や暮らしを育み、伝え続けています。それを応援しようというのがこのプロジェクトです。
実は、久世福商店はこの活動に賛同し、この夏に長崎県の壱岐・対馬を訪問しました。その折に海の幸、島の幸のおいしさに驚いて、これを全国の皆さんに届けたいと思いました。
一方でみなさんがコロナ禍で食材の行き先を失いつつありとても困っている、と聞き、「一日も早く売り場を提供しなくては―」そんな思いに駆られました。それが、「旅する久世福e商店」立ち上げの一番の契機となりました。ですから、島は「旅する久世福e商店」の生みの親でもあります。
五島列島
五島列島には、長崎や天草の潜伏キリシタンの里として世界遺産に登録された集落があり、島にはいくつもの美しい教会があります。そして、海。オレンジの夕陽がゆっくりゆっくり海に落ちていく様に、思わず立ち尽くしてしまいました。
海に囲まれた島だから、お魚がおいしいのはもちろんですが、天然のお魚だけではなく養殖にも意欲的に取り組んでおり、牡蠣やクロマグロ、ブリなどなど、おいしいものがたくさん。
そして特筆すべきは「あごだし」です。秋の北風にのってやってくる飛魚(あご)を「焼きあご」にし、だしをとる。五島の「焼あごだし」は上品な旨み、風味豊か、黄金色のすき通った出汁が特徴で、毎日の味噌汁や正月の出汁として重宝されています。
また、五島列島は、中国から日本にうどんが伝来した土地と言われており、この土地に根付いた五島うどんの製麺屋さんが何軒もありました。びっくりするほど「つるつるっ!」。乾燥を防ぐために椿油を塗ることで、こののどごしが生まれます。
おやつには「かんころ餅」。かんころは干し芋、昔からこの地ではさつま芋を干し芋にして保存し、大切に食べてきました。その干し芋を蒸して戻し、餅に練ったもち米と混ぜて作ったのがかんころ餅です。「かんころ」がカトリック信者の伝統的な食でもある、といういわれを知って食べると、また格別です。
https://www.youtube.com/watch?v=hm-I9E0h30c
https://www.youtube.com/watch?v=dRgFz5PN8dQ
https://www.youtube.com/watch?v=CqL3n3GeDbA
https://www.youtube.com/watch?v=VVSGczhrngQ
https://www.youtube.com/watch?v=PcnXjotLD0o
壱岐・対馬
五島列島が世界遺産の島であるなら、壱岐・対馬は日本の神話の島々。『古事記』や『魏志倭人伝』までさかのぼります。日本を護ってきた、という人々の自負が今も感じられる、神々が宿る島です。
絶品あなごやうに、伊奈さば、するめいかなどの、海の幸がとにかく素晴らしい。そして見渡せば、壱岐オリーブや約35万本にも及ぶシイタケの原木栽培など、チャレンジャーがたくさんいらっしゃいます。対馬紅茶の作り手や、対馬に一軒しかないお醤油屋さんにも出会いました。
壱岐、対馬のみなさんは、割とシャイな方が多いとお見受けしました。でも、一度心を開いてくださると、どこまでも温かい。島を訪問した時、ちょうど台風とぶつかって、一晩ホテルも停電したことがありました。心細いでしょうと、生産者の方がホテルまで差し入れを持ってきてくださったときには、お心遣いにほろり。
https://youtu.be/OLf4eSxz7Zg
https://youtu.be/QqGtaGX3nwg
新しいチャレンジ、続々
五島うどんや島すりみなど島の伝統的な食を伝える産品があるかと思えば、新しい感性でのモノづくりをされている作り手にも何人も出会いました。
五島牛、しまさざなみ鶏や、地元の自慢の産品を使ったプレミアムカレー、地元の食文化を伝えたいという椿鯖スープ(これは日本中探してもここだけでしょう!)、こだわりの鯛茶漬け、レオタードの海女さんが獲ったウニを使ったアヒージョも。海水の冷たさが伝わり、長時間潜れないレオタードで海に潜ることによって、乱獲を防ぐのだそうです。新しい感性が少しずつ花開き、島を盛り上げていきたいと思う気持ちがひしひしと伝わります。
▲椿鯖スープそばやうどんと合わせるとおいしい
▲うにアヒージョ
海を守りたい
漁師さんや塩作り職人さんなど、海の産物にかかわる方たちは海の変化に敏感です。海水温の変化はすぐに水揚げに直結します。プラスチックも、実際海を見ていて見かけました。こんなところにもプラスチックスープの海の脅威が迫っています。
でも、たとえば五島のやがためさんのお塩は、フィルターによってマイクロプラスチックを除去できている、とのこと。また壱岐では、磯焼けの原因になっているガンガゼ雲丹の加工品を研究し、製品化にこぎつけた作り手に出会いました。食だけではなく、殻の活用も実用化されている。
未来に美しい海を残したい、おいしい海の食文化を伝えたい。そのための試みや努力をしっかりと重ねている生産者のみなさんの熱い思いに、心を揺さぶられました。
雇用を生みたい
「島の9割の子供たちが、高校を卒業すると島外に出ていくんです」島に残りたくても仕事がない、というのが一番の理由。島に残ってほしい、戻ってきてほしい。これは島の人たちの強い願いです。そのために「雇用を作ろう」という思いで頑張っている人たちがたくさんいます。島の中だけではなく、広く販路を求め、東京や海外に目を向けている、視野の広い若手も頑張っています。
五島、壱岐、対馬。それがブランドになる日を目指して。そして、都会の人から「島暮らしってかっこいいね」と言われる日を夢見て。
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