• 四国特集③
    3つの太陽が育む明浜(あけはま)町の”みかん”と、味の一期一会を楽しめる”丸搾りジュース”

    【愛媛県西予(せいよ)市】あけはまシーサイドサンパーク

    今月は四国のつくり手をご紹介します!

     青い海に浮かぶたくさんの島々。こちらは香川県の紫雲出山から眺めた瀬戸内海です。本州・四国・九州に囲まれた瀬戸内海にはたくさんの島があり、その数はなんと700以上。のんびりと穏やかで、時間を忘れてしまうほどの絶景です。今回の四国では、どんなつくり手と逸品に出合えるのでしょうか!

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    3つの太陽が育む明浜(あけはま)町の”みかん”と、味の一期一会を楽しめる”丸搾りジュース”

     見てください、この絶景!ここは愛媛県西予市明浜町にある、宇和海(うわかい)を望むみかんの段々畑。国指定の重要文化的景観にも指定されています。今回お訪ねしたのは、加工場・オートキャンプ場・レストラン・しお湯(海水風呂)・宿泊施設を備えた観光施設を運営されている「あけはまシーサイドサンパーク」。この段々畑で育ったみかんを使い、ジュースなどの加工品づくりもされています。

    ■おいしいみかんを育む”3つの太陽”

     明浜町のみかんは、海を見下ろす南向きの”段々畑”で育ちます。白い石灰岩でできた石垣はこの地域ならではの珍しいものだそうで、緑の木々と白い石垣のコントラストが本当に美しいですよね。この段々畑を案内してくださったのは、あけはまシーサイドサンパークの大津社長。ここで育つみかんがおいしい理由は、3つの太陽があるからだと社長が教えてくださいました。

    ①空から燦々とふりそそぐ太陽の光

    ②海から照り返す太陽の光

    ③石垣から照り返す太陽の光

     このように、空・海・石垣がもたらす”3つの太陽”からたくさんの光を浴び、海からの潮風を受けることにより、酸味と甘みのバランスが絶妙な味の濃いみかんが育ちます。

    ■命懸けのみかん栽培

     また、明浜町の段々畑は驚くほど急傾斜!海からの標高差は大きいところで150mほどになるそうで、実際に段々畑を登ってみると、いかに急かということを体感できました。かなり体力がいる上に、足を踏み外したらどこまでも転がってしまいそう・・・。実際に収穫中に転げ落ちてけがをされる方もいるそうで、この地域のみかんづくりは命がけと言っても過言ではありません。

    ▲みかんを乗せるトロッコ(左)とレール(右)

     昔は収穫したみかんをかごに入れて背負って段々畑を登ったり下ったりしていましたが、今はトロッコで運んでいます。でも人の乗車は禁止されており、結局は自分の足で段々畑を往復します。今もなお、みかんの収穫は体力勝負なのです。
     大津社長は言います。「ここらへんは岩盤が風化して土ができてるから、根が浅いんよ。だから水はけが良くて、おいしいみかんができるんやけど、いかんせん収量がとれない。台風で木が枯れたり、根こそぎ倒れてしまうこともあるんよ。」こういった自然のリスク、また、農家さんの高齢化・後継者不足も課題としてあるそうです。

    ▲あけはまシーサイドサンパーク 社長の大津清次さん
    ▲段々畑の上、宇和海を眺めながらいただいたみかん。採れたては甘酸っぱい!生涯で忘れられない経験となりました。

    ■こだわりは皮ごと!”丸搾り”

     ここから先は、加工・販売グループ課長の堀本さん、営業部主任の山下さんにご案内いただき、ジュースの加工場へ。同じ明浜町でも、畑の向きや海からの距離、農家さんの丹精の込め方によって、みかんの味は少しずつ異なるんだとか。あけはまシーサイドサンパークでは、それぞれの特性を活かせるよう、農家さんごとにみかんを搾ってジュースを作っています。
     「加工場によっては、皮を取り除いて中身(果肉)だけ搾るところもあるんですけど、うちは、皮ごと搾るんです。中身だけ搾るのに比べて風味と香りがすごく良いですね。」と、堀本さん。皮ごと搾汁することによって風味や香りがより増すのだそうです。

    ▲搾汁前のみかんの選別。洗浄したみかんを人の目で選別し、皮ごと搾汁する。
    ▲搾りたてのみかん果汁 堀本さん曰く、これが一番おいしい!

     搾り出される果汁はみかんの重量の40%くらいだそうで、果肉だけを搾る場合に比べると、搾汁率は少ないそうです。でもそれで良いのです。搾りすぎると皮のえぐみが出てしまうため、香りを残したまま、いかに苦みや渋味を抑えられるか、このバランスを考えながら搾汁しています。みかんによって皮の厚みも風味も違うので、それぞれの種類に合わせて搾り加減を調整しているそうです。

     搾汁後は、加熱殺菌し、瓶に充填していきます。この日は、農家さんの早生(わせ)みかんを搾ったジュース。とってもきれいなオレンジ色!
     「採れたてのみかんは酸味が強いので、収穫後に追熟させて味を調えて出荷するんですけど、ジュースも同じ。充填したては少し酸味が強いので、それを楽しみたい方は早めに飲むのがおすすめですね。瓶詰して何か月かすると味がまろやかになりますよ。」堀本さんが教えてくださったプチ情報。これは試してみたくなりますね!
     それぞれの農家さんに加え、みかんの種類もかなり豊富なので、日々たくさんの種類のジュース加工を行っています。もちろん手間はかかるけれど、農家さんごと、みかんごとに異なる風味を活かすことにこだわっています。

    ■愛媛県「愛」あるブランドに認定された、まるしぼりジュース

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     こちらは、あけはまシーサイドサンパークいちおしの「あけはままるしぼりジュース」。 愛媛県産の温州みかんを丸ごと搾った果汁100%のジュースです。また、使用するみかんは糖度12度以上にこだわり、厳選した果汁を使っています。
     「ジュースを開けたときの”香り”もぜひ楽しんでほしいですね」と、堀本さん。その言葉どおり鼻を近づけてみると、みかんの爽やかでジューシーな香り!お味は、「皮ごと搾っているのに、こんなに甘いの…!?」と驚いてしまうほど、温州みかんをそのまま食べているかのような濃厚な味わい。これはスゴイ!!と訪問したみんなで大絶賛でした。
     またこのジュースは、愛媛県の「『愛』あるブランド」に4回認定されています。3年に1回、毎回認定し直すそうで、その基準もかなり厳しいのだとか。ジュースでこの認定を受けているのは、県内でも「あけはままるしぼりジュース」だけだそうです。
    ※「愛」あるブランドとは:安全・安心(人と環境への愛)、品質(産物への愛)、及び産地・特産(ふるさとへの愛)の三つの『愛』を持つ優れた愛媛県産農林水産物及び加工食品を、「愛」あるブランド産品として、えひめ愛フード推進機構が認定。

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     すっきりとした味わいがお好みの方には、「明浜みかんジュースムテンカ」がおすすめ!お子さまからご年配まで幅広い世代に人気があり、値段も手頃なのでご家庭用にもぴったりです。

    ■味の一期一会を楽しめる

     「同じ温州みかんでも、農家さんによって味がまったく違う。去年はすっぱかったのに今年は甘いとか。農家さんによって摘果の方法に工夫があって、それだけでも味が違ってきますね。」と、営業部主任の山下さん。育った環境によって味が異なるみかんを、そのまま丸ごと搾っているので、ジュースもその時々で微妙に味が異なります。でも、それが余分なものを使っていない証拠。まったく同じ味のジュースには出合えないのも醍醐味の一つです!

     味の一期一会を楽しめる、丸搾りジュース。愛媛県明浜町の美しい段々畑で育まれたみかんをジュースで思う存分味わってみませんか?

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